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初めての海外旅行の準備【パスポート取得編】

 

こんにちは。けん玉です。

 

海外旅行に必ず必要なパスポート。

もう申請は済ませましたか?

 

パスポートの申請が間に合わないと、楽しみにしていた海外旅行に行けなくなってしまいます。

 

今回は初めてのパスポート取得についてまとめてみました。取得までには少し時間がかかりますので、出発前までに余裕を持って申請するようにしましょう!

 

パスポート申請の手順

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パスポートの申請には次の3つの準備が必要となります。

 

・申請書類の準備

・窓口での申請

・窓口での受取り

 

では詳しく見ていきましょう!

 

パスポート申請に必要な書類は5種類

 

1.一般旅券発給申請書:1通

 

申請書に必要事項を記入して提出します。

※20歳以上の方(申請日現在)は10年用・5年用のいずれかのパスポートを選択できますが、20歳未満の方は5年用のみになります。

 

また2018年10月1日から「ダウンロード申請」も可能となりました!

これにより、

・署名以外は、Web上で入力できるようになる

・事前に申請書を取得できるので、申請当日に記入する必要がない

・代理申請の場合、訪問回数を減らせる

といったことになります。

 

今までは、パスポート申請窓口で記入しない場合は、パスポートセンターや各市区町村の窓口に足を運んで申請書を取りに行く必要がありました。

窓口が家から遠かったり、書き損じた場合など、再度取得するのが非常に面倒くさかったですので、かなり便利なサービスです!

 

ただ、「電子申請」は出来ませんので、Web上で入力して署名をした申請書を窓口に持って行く必要はありますので、ご注意ください。

 

パスポート申請書のダウンロードはこちらから!(外務省のページに飛びます)

 

2.戸籍妙本または戸籍謄本(申請日前6ヶ月以内に発行されたもの):1通

 

 戸籍謄(妙)本は本籍地の市区町村の戸籍担当係で発行出来ます。

(本籍地が離れている場合、郵送での請求も可能なので各市区町村に確認してみてください)

 

また、戸籍事務がコンピューター化された市区町村では、戸籍謄(抄)本に代わって「戸籍の個人事項証明書」(戸籍抄本に相当)や「戸籍の全部事項証明書」(戸籍謄本に相当)が発行されます。

 ※同一戸籍内にある2人以上方(夫婦など)が同時に申請するときは戸籍謄本を1通だけ用意してください。

 

3.パスポート用の写真

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・提出日の6ヶ月以内に撮影されたもの

・縦45mm×横35mmの縁なしで無背景の写真

・前髪などにより、目や輪郭が隠れていない

・正面を向き、帽子などはかぶらない

・写真の裏側に申請者の氏名を記載

(インクのにじみや文字が表面に浮かばないよう注意)

 

 

照明写真機でパスポート用を選択し、撮影を行えば特に問題はありません。

写真のカットと申請書への貼り付けについては窓口担当者が行いますので、そのままの状態で持っていきましょう。

 

出入国審査では、パスポートの写真とパスポート提示者の顔を参照します。(瞳の色は非常に重要なので、カラーコンタクトはつけずに写真を撮りましょう)また最近では、顔認証ゲートを導入している空港も増えていますので、普段とあまりにもギャップがある写真で申請しないようにしましょう。

 

申請用写真の詳しい規格や見本はこちら!(外務省のページに飛びます)

 

4.本人確認のための書類 1点または2点

 

以下のものは1点で大丈夫です。

・運転免許証

マイナンバーカード(個人番号カード)※通知カードは不可です。

・写真付きの住基カード

・船員手帳

宅地建物取引主任者証など

 

上記の書類が用意できない場合は、次の書類から2点選んでください。

 

【この中から2点】

健康保険被保険者証・国民健康保険被保険者証・船員保険被保険者証・介護保険被保険者証・共済組合員証・後期高齢者医療被保険者証・国民年金手帳(証書)・厚生年金手帳(証書)・船員保険手帳(証書)・共済年金証書・恩給証書・印鑑登録証明書と登録印・写真付の身体障害者手帳

 

【この中から1点、上から1点】

学生証・会社等の身分証明書・公の機関が発行した資格証明書(いずれも写真付きのもの)

 

本人確認書類は必ず原本を用意しましょう!

※代理申請をする場合は、申請者本人と代理申請者それぞれの本人確認書類が必要になります。

 

5.住民票(6ヶ月以内に発行されたもの):1通

 

基本的に必要ありませんが、下記に該当する人は用意が必要です。

 

住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望しない方

・他の都道府県に住民登録していて、現住所で居所申請する方

(実家は岩手で単身赴任や大学進学を機に東京に暮らしている方など)

・転居届提出日直後に申請する方

 

パスポート発行にかかる手数料

 

パスポートの受け取り時に収入印紙を購入し、お支払いすることになります。(申請時は不要)

 

また10年間有効・5年間有効パスポートによって料金が変わります。

※5年間有効パスポートについては年齢によっても変わります。

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年齢は誕生日の前日に1歳加算され、12回目の誕生日の前日に12歳となります。(年齢計算に関する法律より)

このため手数料の減額措置は、12回目の誕生日の前々日までに申請を行った方に対し、適用されます。

 

申請から発行までに必要な期間

 

必要な書類をすべて準備したら、いよいよ申請になります。

 

パスポートは申請してから受け取りまで、原則として、申請日を含めて土曜日・日曜日・祝日・休日・年末年始(12月29日~1月3日)を除いて6日間かかります。

 

渡航先によってはビザが必要になりますので、余裕を持って申請するようにしましょう。

 

代理申請について

 

パスポート申請を申請しようと思ったら、自分が行こうと思っていた窓口は平日のみしか受け付けていない!なんて可能性もあります。

社会人の方の中には平日にそんな時間取れない!という方もいらっしゃるかと思います。

 

そんな方には代理申請をおすすめします!

 

通常の申請と準備するものは一緒です。

※申請書を代理提出する際は、申請者本人が記入しなければならない事項があるので、あらかじめダウンロード等で書類を用意しましょう。

代理人の方が申請に行く場合、代理人の方の本人確認書類も必要となります。

 

パスポートの受け取りについて

 

申請が終わり、6営業日後には受け取ることができます。申請した場所以外では、受け取ることができませんので注意してください。

 

またパスポートの受け取りに関しては、年齢関係なく、申請者本人しか受け取ることができません!(代理先生の場合でも)

 

パスポートの申請ができる窓口の場所

 

都道府県によって申請場所は異なりますので、必ずご自身の地域の都道府県の申請場所をご確認ください。

 

各都道府県の申請場所はこちら!(外務省のページに飛びます)

 

申請場所によっては申請可能日や時間が異なります。申請を行う前にどこで申請をするのかしっかりと調べましょう!

 

パスポート申請で注意すること

 

1.住民票の登録がある都道府県で申請する必要あり

パスポートを申請は住民票の登録がある都道府県で行う必要があります。

 

※居住での申請も行うことができます!

例えば、住民票は他の都道府県で登録しているが、埼玉県に住んでいる学生・出張者・単身赴任者等が必要な書類を用意することで、埼玉県で申請することが可能です。

 

居住申請についての詳細はこちら!(埼玉県パスポートセンターのページへ飛びます)

 

2.戸籍抄本(または戸籍謄本)は本籍地への手続きが必要

 

戸籍妙(謄)本は、6ヶ月以内に発行されたものを用意する必要がありますが、こちらは本籍地のある各市区町村の役所に申請をします。

 

役所に行って申請するか、郵送してもらうことができます。

 

郵送の場合は、申請してから受け取りまで少し時間(数日間)がかかりますので、パスポート申請の6日間+数日間を余分に見ておく必要があります。

 

3.パスポートの写真は履歴書のサイズとは異なるの注意

 

忙しくてパスポート用の写真を撮れず、直近に撮った履歴書の写真で代用を考えている方は注意が必要です。

 

履歴書用の写真と写真規格が異なるので、別途パスポート用に撮影する必要があります。
※デジカメで撮影した写真でも、写真規格に合致し、解像度がフィルムと同程度の画質であれば、認められるようです。

 

写真撮影機でパスポート用の写真を選択して撮影するのが一番楽かと思います。

 

4.ローマ字表記に注意

 

パスポートに記載されているローマ字表記と、航空券に記載されているローマ字表記が異なると、飛行機に乗れませんので注意が必要です!

 

パスポートでは、ヘボン式ローマ字表記となっております。色々とルールがありますので、ルールに従って記入してください。

 

父母の一方が外国人で、戸籍の氏名が外国式で記載されている場合、パスポートはヘボン式によらない氏名表記ができます。

詳細については、各パスポートセンターに問い合わせてみてください。

 

注意が必要な表記例

 

■長音「お」「う」の表記について

 ・末尾の長音の「お」は「O」で表記します。

「たかとお」という名前の方は「TAKATOO

 

・末尾以外の長音の「お」は「O」を表記しません。

おおおり」という名前の方は「OMORI」

 

・長音の「う」は末尾であるか否かに関わらず「U」を入れません。

「さとう」という名前の方は「SATO

※次の読み方は長音ではありませんので、ご注意ください。

 「まつうら」という名前の方は「MATSUURA」

 

「ん」の表記について

「ん」は「N」で表記します。

「ほだ」という名前の方は「HONDA」

 

・ローマ字表記が「B」「M」「P」の前は「M」で表記します。

「なば」という名前の方は「NAMBA」

 

■「っ」の表記について

・「っ」はローマ字の子音を重ねて表記します。

「はとり」という名前の方は「HATTORI」

 

・ローマ字表記が「CH」の前は「T」で表記します。

「ほ」という名前の方は「HOTCHI」

 

 5.受け取りの際のルールや注意点

 

・代理申請であっても、受け取りは本人しかできません。

・申請書を提出した窓口と同じ窓口でしか受け取ることはできません。

・赤ちゃんであっても受け取りの際には同席する必要があります。

 

まとめ

 

パスポートの申請は用意する書類もたくさんあり、申請にも時間が非常にかかります。

旅行の出発間際になって、取得の手続きを行うと間に合わない可能性もあります。

 

なにか不備があって旅行に行けなくなってしまったら悲しいので、余裕を持ってパスポートを申請するようにしましょう!